・古本屋に行くと、八割以上の確率で本を購入してしまいます。今日はマンガ本を二十冊購入してしまいました。寮の中に本の置き場がなくなってきています。というか無いです。ベッドの上にまで散乱している有様です。僕は要らないものを捨てられないうえに、片付けられないやつなんだと思います。
　電子書籍というのも試してはみたのですが、僕はやはり本のほうがいいです。
　なぜ紙媒体の本のほうがいいのか自分なりに考えてみたのですが、一つは「読んでいる実感」の違いだと思います。ページをめくるという行為もその中の一つですが、僕は本を読んでいる途中に本を閉じて、上から眺める時が一番「本を読んでいるなぁ」と思えます。というのも、本の既読部分はクセがつき、ページとページの間に隙間ができ、俯瞰すると暗くなって見えろので、どこまで自分が読んだのか大体わかるんです。その暗い領域が本の半分よりちょっとだけ多くなっている時が一番興奮します。ハァハァはしません。もう一つは、情報としての価値の他に、ものとしての価値もあるからだと思います。特に図鑑などは見た目がものすごく綺麗で、この前深海魚図鑑を意味も無く買ってしまいそうになりました。僕は本の中身以外では背表紙が一番好きで、新しい本を買うときは背表紙でピンと来たものを手にとって、中身を見て購入を決めます。背表紙が呼んでるぜ！的な感覚です。あとはやっぱり、シリーズ物の本がある程度揃ってきてから、順番に揃えて本棚に並べ、表紙を眺める。これはやばい。興奮します。ハァハァします(本を並べるのが大変だったからだよ！)。
　途中から話題がだんだんズレてきていたのには気づいていましたがあえてそのままにしました。まだ書きたいことは沢山あるのですが、書きすぎた感がしますのでここいらで終わります。
　今回もやはり、今日の出来事以外が日記の大半をしめてしまいました。後悔はしています。反省はしません。【波多野一平】